この手で掴んだ幸せ
婚礼の日、裴若若は定北侯世子・謝玉に置き去りにされ、大勢の前で恥をかかされる。彼が向かった先は、病を装う従妹・沈清妍。だが一年後、戻ってきた二人は、今度は若若の身ごもりを罪のように責め、堕胎薬まで押しつけようとする。そこへ現れた鎮南王・蕭硯が、若若の夫であり、腹の子が皇帝に認められた皇嗣だと明かす。謀害皇嗣の罪に追い詰められる謝玉と清妍。けれど若若が選ぶのは、ただの報復ではない。すべてを失っていく二人の姿を、最後まで見届けることだった。さらに侯府に入った将軍の娘・李瑩児は、清妍の罠を外し、謝玉の愚かさまで暴き出していく。