君を捨てたその日から
婚約を間近に控えた優は、涼介の身勝手な選択で何度も傷つけられる。亡き友の子を養子にすることにこだわる彼は、婚約式でも雪乃を優先し、ついに優を置き去りにした。深く失望した優は心を閉ざし、県都へ異動して自分の人生を立て直していく。先天性心疾患の子どもの手術を成功させても、涼介が彼女を見ることはなかった。優は過去を断ち切り、しがらみを清算して遠くへ去る。だが涼介が過ちに気づいて県都へ追いかけた時、優はすでに新一と穏やかな日々を送っていた。雪乃の策略は露見して逮捕され、涼介は後悔だけを抱える。そして優は新一と結ばれ、ようやく本当の幸せを手にする。