状元夫人の座、捨てます!
五年前の雪の夜、蕭霓裳は瀕死の書生・秦文を救い、懸命に支えて状元へと導いた。ところが、恩を横取りした義姉・柳月明の嘘を信じた秦文は、霓裳に「二人とも正妻として迎える」と告げる、あまりにも屈辱的な選択を押し付ける。
傷ついた霓裳が選んだ相手は、町で見下される肉屋・謝無忌だった。だが結婚してもなお、秦文は彼女を追い続け、欲深い義姉は蕭家の財産を狙って罠を張る。
追い詰められる霓裳を、無忌は黙って守り抜く。その穏やかな夫の正体とは何なのか。やがて雪夜の真相が暴かれた時、すべてを手にしたはずの秦文が味わう結末とは――。
愛と欲望が交錯する、逆転復讐の物語。