狼王は運命の番を逃がさない
番契約の過去を持つ清水奈月と鬼塚聖司。ムーンライト・オークションの晩餐会で、その婚約と身分に関する秘密が一気に暴かれていく。聖司の運命の番だった奈月は、母・鬼塚芳枝と秘書・高坂瑠の執拗な追及にさらされ、血の出自まで疑われることに。追い詰められた奈月の前に、狼王・清水隼人が現れる。隼人との再会は、血筋、権力、番契約、継承権をめぐる衝突をさらに加速させる。やがて呪いによってアルファの力を失った聖司、清水家へ戻り真実を追う奈月――裏切りと対立が渦巻くオメガバースで、それぞれの誇りと愛、そして欲望が激しく交錯する。